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モンゴル旅行の基本情報
| 現地の緊急連絡先 | 警察 102、救急車 103、消防車 101(モンゴル語のみ) |
|---|---|
| 在モンゴル日本国大使館 | Elchingiin gudamj 10, Ulaanbaatar 14210。電話 (011) 320777、緊急連絡用 70045004。領事部窓口は月〜金曜の9:00〜13:00、14:00〜17:45が目安です(祝日・変更あり) |
| 渡航前の備え | 外務省の海外旅行登録「たびレジ」に、旅程と連絡先を登録 |
| パスポート | 外国人にも常時携帯が法律で義務づけられている。違反すると罰金 |
1990年の市場経済への移行後、モンゴル経済は急速に発展しましたが、その一方で貧富の差は拡大しています。2022年中の犯罪認知件数は3万5,340件で、前年比38.9%の増加です。犯罪の発生は都市部に集中しており、全人口(約345万人)の約半分が居住する首都ウランバートルで、全犯罪の約70%が発生しています。日本人が最も遭いやすい被害は、窃盗(スリ、ひったくり、置き引き等)です。(以上の数字は2022年のものです。)
最新の犯罪状況は、在モンゴル日本国大使館のウェブサイトに掲載されている「安全の手引き」で確認できます。
外務省の「たびレジ」は、専用サイトに旅程、滞在先、連絡先を登録するだけで、渡航先の最新安全情報を無料で受け取れる海外旅行登録システムです。メール配信先には、本人以外も登録でき、同じ情報を家族などとも共有できます。万一、大規模な事件や事故、災害が発生した場合に、在外公館が行う安否確認や支援に生かされます。出発前に、ぜひ登録しましょう。
自分の身を自分で守るためには、最新の情報収集だけでなく、防犯対策を実行することが大切です。
市場(ザハ)、デパート、バスの車内、駅、空港など、人が多く集まる場所では、特に用心しましょう。ウランバートルでは、ナラントール・ザハ、ノミン・デパート周辺、ガンダン寺、ザイサン・トルゴイなどの観光地でスリが多く発生しています。上着の外ポケットや胸ポケット、ズボンの後ろポケットなど、外部から容易に触れられる場所には、財布やパスポートなどの貴重品を入れないこと。背中や肩にかけたリュックやバッグは、気づかないうちに開けられたり、ナイフで切られたりすることもあります。常に体の前に持ち、目を離さないよう気をつけましょう。高価に見えるカメラやスマートフォンなどは、人前でむやみに使用せず、必要なときだけ取り出しましょう。現金を使うときも注意が必要です。長時間かけて財布から現金を取り出している姿は、いかにも「カモにしてください」と言っているようなものです。支払いはスマートに、短い時間で終わらせましょう。
レストランでの食事中や、走行中の列車内など、たとえ短時間であっても、手荷物から目を離さないでください。
夜間のひとり歩きは避け、信頼できるタクシーなどの交通機関を利用します。昼夜を問わず、できるだけ人通りの多い通りを利用し、可能な限り複数人で行動します。人が集団でいるところには、むやみに近づかないこと。持ち歩く現金や貴重品は必要最低限にとどめます。凶器や複数人による強盗に遭遇した場合は、無理な抵抗はせず、所持品を潔く差し出して、自分の身を守ることを優先してください。
飲酒に起因した殺人・傷害致死事件、暴行や傷害事件が多く発生しています。酔っ払いには決して近づかないこと。自分も加害者にならないように、節度をもった飲酒を心がけましょう。モンゴルでは、飲酒法により、深夜0時以降に酩酊状態と判断された場合、酩酊者用留置所に拘留されます(外国人にも適用)。
女性の夜間のひとり歩きは避けましょう。複数人でも、夜間に公衆トイレ、公園、人通りの少ない場所、街灯がない暗い道路などには近づかないこと。見知らぬ人からの誘い(食事、観光案内等)には、安易に乗らないこと。見知らぬ人からすすめられる飲み物には注意しましょう。身体の露出の多い服装での外出は避けましょう。
覚せい剤、コカイン、大麻、合成麻薬といった違法薬物が出回り、繁華街や路上で販売するケースも続発しています。薬物は、所持も使用も厳重に処罰されます。薬物には、絶対に手を出さないでください。
ウランバートル市内には、専門会社が走らせている正規のタクシーが極めて少ないです。地元の人の多くは、個人タクシー(白タク)を利用し、白タクが重要な交通手段になっていますが、トラブルに巻き込まれることも少なくないので、利用を控えましょう。
無謀運転、車両台数の急増、不十分な道路整備などによって、交通事故死者数は日本の約7.1倍です。歩行者優先がおろそかなので、青信号の横断歩道上でも、車には十分注意しましょう。特に最近、電動キックボードの利用が急速に増え、かなりのスピードで飛び出してきます。また、建設途中のビルからの落下物、開いたままのマンホールなどもあるので、町歩きの際は細心の注意を払いましょう。乗用車やバスの乗車時は、後部座席でもシートベルトを着用してください。
パスポートをなくしたら、まず現地の警察署へ行き、紛失・盗難証明書を発行してもらいます。次に、在モンゴル日本国大使館で旅券の失効手続きを行い、新規旅券の発給、または帰国のための渡航書の発行を申請します。旅券の顔写真があるページと、航空券や日程表のコピーがあると、手続きが早くなります。コピーは、原本とは別の場所に保管しておきましょう。