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旅の準備・モンゴル基本情報ガイド

旅の準備

モンゴルの基本情報

正式国名モンゴル国(Монгол улс/Mongolia)
首都ウランバートル(Улаанбаатар/Ulaanbaatar)
国家元首オフナー・フレルスフ大統領(2026年10月現在)
政体大統領制、議会制民主主義(一院制、複数政党制)
面積約156万4,100km²(日本の約4倍)。首都ウランバートルの面積は約4,704km²。北部の大部分でロシア、東北から南西にかけて中国と国境を接し、東西の最大幅は約2,392km、南北の最大幅は約1,259km。
人口345万7,548人(2022年)。人口密度は1km²あたり約2.2人。首都ウランバートルの人口は169万1,770人(2022年)で、1km²あたり約360人と集中しています。
民族ハルハ族が84.5%(2016年国勢調査中間報告)。カザフ族、ブリヤート族などの少数民族がいます。
宗教チベット仏教が浸透しています。バヤンウルギー県など西部のカザフ系の人々は、イスラム教徒です。シャーマニズムを信仰する人も多くいます。
言語モンゴル語。表記はキリル文字(ロシア語のアルファベット)ですが、民主化以降、縦書きの伝統的なモンゴル文字の教育が義務化されています。英語や日本語などの外国語教育も盛んですが、社会主義時代に教育を受けた世代には、ロシア語が通じやすいです。

国旗:赤は繁栄を表す火、青は平和と永遠を表す青空を意味します。左側の黄色い模様は「ソヨンボ」と呼ばれる、国家を象徴する紋章で、火、太陽、月、逆三角形(槍)、長方形(正直さ)、魚(繁栄と警戒)、左右の城塞などから成ります。

通貨と為替レート

通貨単位はトゥグルグ(TgまたはMNT)。100トゥグルグ=約4.5円、100円=約2,200トゥグルグ(2026年10月時点。レートは日々変わります)。首都ウランバートルの両替所、銀行、ホテルなどでは、日本円からの両替もできます。小額のトゥグルグの再両替はできません。モンゴルは、モンゴル通貨の国外持ち出しを原則禁止しています。詳しくは「通貨と両替」の資料をご覧ください。

電話のかけ方

日本からモンゴルへ(事業者識別番号)+国際電話識別番号010+モンゴルの国番号976+市外局番(頭の0は取る。例:ウランバートル11)+相手の番号。携帯電話からは、「010」の代わりに「0」を長押しして「+」を表示させ、国番号からかけられます。事業者識別番号:0033(NTTコミュニケーションズ)、0061(ソフトバンク)。携帯電話では不要です。NTTドコモの携帯電話は、事前に「WORLD CALL」の登録が必要です。
モンゴルから日本へ国際電話識別番号00+日本の国番号81+市外局番と携帯電話の最初の0を除いた番号(3または90など)+相手の番号。ホテルの部屋からは、外線につながる番号を頭につけます。
モンゴルの電話番号1または7で始まる8桁の番号は固定電話(ウランバートルの一部を除く)、8または9で始まる8桁の番号は携帯電話です。モンゴル国内の通話は、8桁の番号は市外局番が不要で、どこからでも常に8桁でかけられます。ウランバートルの6桁の番号など、8桁に移行できていない場合は、市外や携帯電話からかけるときに市外局番が必要です。公衆電話は、携帯電話の普及でほぼ見かけません。

祝祭日

公的に祝われる祝祭日は、モンゴル暦で祝われる「ツァガーン・サル(旧正月)」、チベット仏教の日、チンギス・ハーンの日を除いて、すべて新暦で祝います。

12月31日〜1月1日新年
1月29〜31日(2025年の場合)ツァガーン・サル(旧正月)※毎年日付が変わる
3月8日国際女性の日
5月23日(2024年の場合)チベット仏教の日※毎年日付が変わる
6月1日子供と母の日
7月11日国家記念日
7月11〜15日ナーダム
11月1日(2024年の場合)チンギス・ハーンの日※毎年日付が変わる
11月26日共和国宣言日
12月29日自由独立回復記念日

中国などの旧正月とは異なり、モンゴル暦に基づいて毎年、チベット仏教の高僧が決定するため、毎年日付が変わります(2027年のツァガーン・サルは2月7日です)。

営業時間の目安

週休2日制が一般的です。以下は一般的な目安で、ショップやレストランは、店舗によって異なります。

  • 銀行:月〜金曜日の9:00〜18:00ごろ
  • ショップ、デパート:一般的に9:00〜18:00(夏季は延長する場合もあります)
  • レストラン:一般に11:00〜22:00くらい(ランチタイムは13:00〜14:00くらい)。無休の店でも、ほとんどが旧正月(ツァガーン・サル)には休みます。
  • コンビニエンスストア:24時間営業で、ほとんど無休。旅行者にとっても強い味方です。

電圧、プラグ、映像方式

  • 電圧とプラグ:220V、50Hz。プラグの形状は、B、B3、Cタイプで、Cタイプが主流です。万能タイプのコンセントなら、日本のAプラグもそのまま挿せますが、万能タイプのアダプターを持参するのが無難です。日本の電化製品のほとんどは、変圧器がないと使えません。
  • 映像方式:DVDやブルーレイなどの映像ソフトを購入するときは、リージョンコードに注意してください。DVDのリージョンコードは、日本が2、モンゴルが5。ブルーレイは、日本がA、モンゴルがCです。ソフトとプレーヤーのコードが一致しないと再生できませんが、いずれかがオールリージョン対応なら視聴できます。

チップ

一般的に、チップの習慣はありません。高級店での飲食や、ホテルの宿泊などには、あらかじめサービス料が加算されています。特別なサービスを受けたときや、無理を通してもらったときには、気持ちで渡しましょう(目安は、簡単な食事ができる2万〜4万トゥグルグ程度)。

飲料水

飲料水は、必ず煮沸するか、店やスーパーなどで売っているミネラルウォーター(ツェベル・オス)を利用してください。湖や池の水は、決して飲まないでください。

気候

大陸性気候で、基本的に、年間を通じて乾燥しています。夏は、平均気温が19℃前後で過ごしやすいですが、30℃を超える日もあります。地球温暖化の影響からか、急な雨に見舞われることもあります。急に寒くなるため、防寒具や雨具も必要です。10月下旬には気温が氷点下になり、12〜2月は、マイナス20℃以下になる日が多くあります。風が吹き荒れ、砂嵐に見舞われる春は、天気が不安定で、旅行には向きません。

ウランバートルの日の出・日の入り時刻(月初めのデータ):

月日の出
1月8:41
2月8:21
3月7:36
4月6:35
5月5:40
6月5:04
7月5:03
8月5:33
9月6:13
10月6:52
11月7:36
12月8:19

日本からのフライト時間

成田国際空港から直行便で約5時間35分(年間を通じて運航)。関西国際空港からは直行便で約4時間40分(6〜9月に運航)。ソウルからウランバートルまでは、直行便が毎日、複数の航空会社から出ているので、ソウルで乗り継ぐ方法もあります。ほかに北京で乗り継ぐ方法もあります。便の状況は季節により変わります。

時差

日本との時差は、ウランバートルで1時間遅れです(日本が正午のとき、ウランバートルは11:00)。西部は2時間遅れです。2015年にサマータイム制を採用しましたが、現在はなくなりました。

郵便

  • ウランバートル中央郵便局の営業時間:月〜金曜日 8:00〜20:00、土・日曜日・祝日 9:00〜19:00
  • 日本までの航空郵便料金:はがき3,300、封書3,630トゥグルグ。小包は1kgまで3万5,000トゥグルグ(目安)。
  • 日本へは、航空便で約1週間から10日かかります。モンゴルでは、各家庭への配達サービスはなく、日本など海外から届いた小包やEMSは、中央郵便局留めとなり、電話連絡を受けて、直接出向いて受け取ります。

出入国

  • ビザ:2026年10月現在、渡航目的にかかわらず、30日以内の短期滞在の場合、ビザは免除されます。30日を超える長期滞在の場合は、ビザを申請して取得する必要があります。
  • パスポートの残存有効期間:モンゴル到着時に6か月以上あり、査証欄の余白が2ページ以上必要です。
  • 入国時に必要な書類:必要な場合は、税関申告書を提出します。

外国人登録

モンゴルに30日を超えて滞在する場合は、入国後1週間以内に、外国人国籍庁で外国人登録を行うことが義務づけられています。登録時には指紋を採取されます。さらに、入国後14日以内に居住するホロー(行政区)事務所への届出、21日以内に外国人国籍庁への在籍証明書(学校や会社が発行)の提出も必要です。帰国(出国)する際には、登録抹消の手続きが必要です。外国人登録および登録抹消を怠った場合、出国の延期を余儀なくされたり、罰金が科されたりします。

安全とトラブル

近年の経済の低迷にともない、治安は悪化の傾向にあります。ウランバートルだけでなく、地方都市や観光地にも、この傾向は広がっています。ひったくりや強盗、殺人などの凶悪事件が多発しており、ザハ(市場)、デパート、バスの中など、人が多い場所では、スリの被害も多くあります。また、ウランバートルでは、自動車の数が一気に増えたことで、交通事故も増えています。道路を横断する際は、特に注意が必要です。

警察102
消防車101
救急車103
在モンゴル日本国大使館(011)320777

トイレ

  • 公衆トイレは少ないので、ホテル、レストラン、博物館などに立ち寄ったときに、済ませておくのがベストです。町なかにはコンビニエンスストアが増え、たいていトイレも併設しています。
  • 基本的に、トイレットペーパーは流すと詰まってしまうので、使ったあとは専用のゴミ箱に捨てましょう。
  • 観光地に向かう道の途中には、ロードサイドステーション(サービスエリア)もあり、多くは水洗トイレが併設されています。
  • 地方のトイレは、掘った穴の上に小さな小屋を建てただけのものが多く、トイレットペーパーは置いていないので、持参しておくとよいでしょう。

携帯電話

モンゴルの携帯電話は、世界でほぼ共通のGSM方式です。SIMフリー対応のスマートフォンがあれば、現地の携帯電話会社のSIMカードを購入して利用できます。SIMカードは、携帯ショップやキオスクなどで売られていて、プリペイド方式のものは、追加チャージもできます。購入にはパスポートの提示が必要です。eSIM対応のスマートフォンも利用できます。モンゴル国内で使うなら、国際ローミングよりはるかに安く済みます。主な携帯電話会社は、MobiCom、Unitel、G-Mobil、Skytelの4社です。

税金・度量衡・年齢制限

  • 税金:付加価値税として、レストランの飲食代や国際電話などに15%が加算されます。町の商店やザハ(市場)などでの買い物には、税金はかかりません。
  • 度量衡:日本と同じく、距離や重量にはメートル法(cm、m、g、kgなど)が使われています。
  • 年齢制限:たばこ、アルコールは、満21歳以上です。
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